ズガニは正式名称をモクズガニといい、海で産まれて河で成長します。獲れるのは河です。

ズガニという呼び名は方言で、他にも、ツガニやヤマタロウ、カワガニと呼ぶ地方もあります。

ズガニの旬は、産卵のために河を下る9月~11月の初旬頃までです。

味がとても良いので、カニ通の間では大変人気があります。

なんせ上海蟹と同じイワガニ科に属するズガニは、美味しくないワケがないといえるでしょう。

ただ、環境の変化からか、最近では獲れる河も減っていて、ズガニを目にする機会も少なくなってきているそうです。

また、ズガニには肝臓ジストマ(肝吸虫)と呼ばれる寄生虫がいることがありますので、完全に熱を通してから食べるようにしなければ危険でしょう。

ズガニは塩で茹でてそのまま食べたり、蒸し器で蒸して食べたりします。

また、ズガニのおいしさはそのカニミソにあると言っても過言ではありません。

カニミソにはカニの旨みが凝縮されていますので、ズガニを砕いて味噌汁にして食べるのが一番おいしいとも言われています。

ズガニのかけ飯も有名ですが、かなり手間がかかりますから、ズガニが手に入ったとしても自分で作るのはちょっと大変かもしれません。

 

★茹で方

たっぷりの水を入れた鍋に活きたズガニと塩を3%程度入れ火をつける。

ズガニが弱って来た頃に途中で裏がえす。これによりズガニのおしいしいみそをしっかりと茹でることが出来ます。

沸騰したら、8分程度そのまま茹でれば出来上がりです。

・茹でる際は必ず水から茹でる事が重要です。お湯に活きたズガニを入れると脚が取れてしまいます。

・いっかりと茹で上げること。

カニ味噌は、非常に濃厚で美味です。たたいて味噌汁などに入れても、非常に良いダシが出ます。また、ぶつ切りにして炊き込みご飯もおすすめです

風味豊かなみそは日本酒の肴にぴったりですよ。ご賞味あれ。